当院は東京都板橋区にあるIMSグループの病院です。厚生労働省臨床研修指定病院 日本医療機能評価機構認定病院 東京都がん診療連携協力病院 English 中文

IMSグループ医療法人社団明芳会 板橋中央総合病院 / 板橋中央総合病院附属 板橋セントラルクリニック

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脳神経外科

頭痛外来

担当医・診療日

担当医 診療日 診療時間
片桐 彰久 毎週月曜日 8:30〜12:00

E館1階脳神経外科外来にて診療

気持ちが楽になる頭痛外来

二日酔いの時、アイスクリームやかき氷を食べた時、風邪をひいた時、頭痛は日常的に誰もが経験する症状です。
そのため、頭痛で苦しんでいる患者さまはたくさんいらっしゃいますが、あまりにも一般的な症状であるため、社会も医療者も、また患者さま自身も頭痛が疾患であるという認識が充分ではなく、病院を受診せず、我慢していることが多いのが現状です。

以下のような症状でお困りではありませんか。
  • 頭痛が心配で仕事・遊びの予定が立てられない。
  • 頭痛のつらさを家族に理解してもらえない。
  • 頭痛のため生産性が上がらない(我慢して仕事・作業・勉強をしているため)
  • 生理のたびにつらい頭痛がある(生理前後2~3日、生理だからと諦めていませんか)
病院を受診する目安
  • 頭痛で日常生活に支障がある(仕事・学校を休む・遅刻・早退する)
  • 月経のたびに頭痛がつらい。
  • 頭痛が週に2回以上ある。
  • 頭痛薬の服用回数が増えた・効きが悪くなった。
  • 今までの頭痛と性状が変わった。

国内の慢性頭痛有病数は4000万人と言われています。これは高血圧の有病率とほぼ同じです。
頭痛には300以上の種類があります。
当院の頭痛外来では、患者さんから話を伺い、必要に応じて即日、または近日中に頭部CT・MRI・脳波・採血等検査を行います。
脳神経外科で詳しく検査し、総合病院ならではの耳鼻咽喉科、眼科、小児科、ペイン外来とも連携して治療いたします。

頭痛は【一次性頭痛】と【二次性頭痛】の二つに大きく分けられます。約8割は【一次性頭痛】といわれています。
頭部CTやMRIで異常を認めない【一次性頭痛】と、何らかの病気が原因で認める【二次性頭痛】です。
同じような頭痛を何度も繰り返している場合は【一次性頭痛】が多く、片頭痛、緊張型頭痛、群発頭痛などが代表的なものです。
一方、今までに経験したことがない激しい頭痛で徐々に痛みが酷くなり、手・足に麻痺等を合併した場合は【二次性頭痛】の可能性が高く、
命にかかわることがある恐ろしい頭痛です。

一次性頭痛

片頭痛
片頭痛

頭の中の血管を取り巻く三叉神経が刺激されることにより、血管の拍動を「痛み」として感じるようになると考えられています。

特徴
  • ズキンズキンと痛むことが多い
  • 動くとつらい、じっとしている方が楽
  • 吐き気や嘔吐を伴うことがある
  • 光と音に敏感になることがある

天候の変化、低気圧、気圧の変動、温度変化がストレスとなり具合が悪くなります。

片頭痛はもともと脳の過興奮・感受性が高まっている状態です。
片頭痛に対して長年、適切な治療をせず、放置すると難治性の浮動性めまい、頭痛、頭重感、耳鳴りなどを発症します。

片頭痛には、以下の対策があります。
お薬による治療 セルフケア
片頭痛発作時に痛みを和らげる 【急性期治療】
・トリプタン系薬剤
・NSAIDs
・アセトアミノフェン
など
・部屋の照明を暗くする
・安静にする
・頭を冷やす
など
片頭痛発作をできるだけ起こさないようにする 【予防療法】
抗CGRP抗体薬(アジョビ)
・カルシウム拮抗薬
・β遮断薬
など
光、音、温度変化、寝不足、寝すぎ、空腹などを避ける

・NSAIDs(エヌセイズ):非ステロイド系抗炎症薬
・CGRP(シージーアールピー):カルシトニン遺伝子関連ペプチド

片頭痛 予防薬の新時代到来!

2021年8月から抗CGRP抗体(エムガルディ、アジョビ)、抗CGRP受容体抗体(アイモビーク)の3剤が使用可能になりました。
高校生(15歳以上)でも使用できる薬剤があります。大切な試験の前、重要なスポーツ大会の前など片頭痛に悩まず、自分の実力を発揮するお手伝いができます。

抗CGRP抗体薬(アジョビ)について詳しくはこちら
緊張型頭痛
緊張型頭痛

身体的・精神的ストレスが原因で首や肩の筋肉が緊張して血流が悪くなることや、脳が痛みをうまく調節できなくなることで起こると考えられています。

特徴
  • 頭全体がギューっと締め付けられるように痛む
  • 動いても痛みは変わらない
  • 吐き気は伴わない
群発頭痛
群発頭痛

片頭痛や緊張型頭痛に比べると頻度の少ないタイプの頭痛ですが、じっとしていられないほどのひどい痛みと言われています。

特徴
  • 片側の目の奥や側頭部が激しく痛む
  • 痛む側の目が赤くなる、涙が出る、鼻づまり・鼻水などを伴う
  • 数週間から数ヶ月間、ほぼ毎日痛みが起こる
薬剤の使用過多による頭痛
薬剤の使用過多による頭痛

もともと片頭痛や緊張型頭痛のある人が、頭痛薬を飲みすぎることによって起こる頭痛です。
頭痛日数が増え、1ヶ月に10日以上頭痛薬を飲む状況が続いていたら要注意です。

二次性頭痛

  • くも膜下出血
  • 動脈解離
  • RCVS
  • 慢性硬膜下血腫
  • 脳腫瘍

小児の頭痛

子どもの頭痛は大人のような典型的な症状が出にくく、「なまけている」、「仮病」と誤解されやすいので注意が必要です。子どもにも片頭痛はあるという認識を持つことが大切です。片頭痛の子どもの母親の8割が片頭痛持ちというデータもあり、お母さまが片頭痛持ちの方は、特にお子さんの訴えに注意を払う必要があると言えるでしょう。片頭痛の発症は早くて、2歳ごろですが、頭痛以外の症状として発症することもあり、小児科の先生でも気づかないこともあります。特に「周期性嘔吐症」「自家中毒」と言われるセロトニンに関する腹部症状は今では片頭痛として分類されています。年齢が上がるに従って大人の片頭痛の特徴に一致してきますが、年齢が低いうちは、小児科の先生と連携しながら、適切な予防薬等を使い治療していく必要があります。 また、女の子は月経が始まると片頭痛を発症することがあり、月経前症候群と思われて適切な頭痛治療が行われていないこともありますので、月経前後の頭痛でも頭痛外来での精査が役に立つことがあります。その他、ストレスを溜め込んでいることにより、緊張型頭痛、慢性連日頭痛などに悩まされるお子さんもいるため、頭痛外来で鑑別をして、しっかり治療をすることをお勧めします。

女性の頭痛

女性の頭痛は多く、我が国では片頭痛は男性の3.6倍、緊張性頭痛は男性の1.5倍の女性が頭痛に悩まされています。なんと30歳代女性の5人に1人が片頭痛持ちというデータもあります(※)。働き盛り、出産・子育てが忙しい世代にまさに多い疾患なのです。月経周期と片頭痛が密接に関係しているため、生理痛や月経前症候群の症状だと思い、鎮痛薬のみで治療している方も多く見られますが、片頭痛は鎮痛薬のみの対症療法では悪化したり、高齢になった時に違う症状で現れることがありますので、片頭痛を発症したらしっかりと治療をすることが必要です。
月経周期の中でエストロゲンという女性ホルモンが急激に低下すると、それに伴いセロトニンの濃度も低下し、血管が拡張、片頭痛を起こします。女性のライフサイクルの中で、エストロゲン濃度はどんどん変化し、頭痛の症状も変わっていきます。やがて片頭痛の症状は頭痛よりめまい、耳鳴りが強く現れるようになりますが、こうなる前に、ライフサイクルに合わせて、しっかりと片頭痛の治療をしておくことが大切と言えるでしょう。妊娠の希望がある方、 妊娠中、授乳中の方や、月経時片頭痛の短期予防治療もできますので、ご相談ください。

※参考:頭痛の悩み.jp

COVID-19感染後頭痛

一般的にCOVID活動期に限られてみられ発症2週間以内に消失します。
慢性片頭痛の患者さんは感染により強い頭痛を感じ、感染後頭痛が長引くという報告があります。

文責:片桐 彰久

頭痛の悩み.jp

大塚製薬株式会社により運営されている「頭痛の悩み.jp」でも、頭痛について詳しく説明されています。
当院の頭痛外来ご受診前に、ぜひご覧ください。

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