MRI検査
造影MRIとは
MRI検査では、より詳しい検査を行なうために静脈注射を使用することがあります。
造影剤(ガドリニウムDTPA)を腕の静脈から成人で15ml程を注射します。 腫瘍等が他の組織とは違った信号を出すので病気の診断に大変役立ちます。体内に入った造影剤は、24時間で、ほとんど尿となって排泄されます。CT検査等の造影剤に比べ比較的副作用が少ない薬ですが、 次の方は注意する必要があります。主治医または担当者にあらかじめお知らせください。
- 喘息のある方、またはアレルギー体質の方
- 以前に造影剤を投与し、副作用の出た方
- 腎機能が低下している方
造影注射は検査の途中で使用しますので検査前に、前もって注射針を血管に留置いたします。
MRI検査では、より詳しい検査を行なうために経口造影剤を使用することがあります。
MRCP(胆道系の精査)にて用いる造影剤。検査前に飲んでいただきます。小腸など周りの臓器の信号を消して胆道系をよりよく描出します。一時的にお腹がゆるくなることがあります。