総合診療科・内科専攻医 募集要項
採用期日 | 2026年4月1日付 採用予定 |
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募集人員 | 総合診療 : 6名 内 科 : 3名 |
応募資格 | 令和8年3月末日に初期臨床研修を修了する予定の医師 |
選考方法等 | |
選考方法 | 面接 |
願書締切 | 日本専門医機構 採用スケジュールに準ずる |
選考日時 | 日本専門医機構 採用スケジュールに準ずる |
応募方法 | 【提出書類】 ・履歴書 ・医師免許証 (コピー) ・初期臨床研修終了(見込)証明書 【担当窓口】 下記担当者まで見学又は採用試験について一度ご連絡をお願いいたします。 総務課 若月 TEL 03(3967)1258 / FAX 03(3967)4941 |
応募期間 | 2025年4月1日~ |
待遇等 | |
身分 | 常勤職員 |
給与 | お問い合わせください。 |
勤務時間 | 週5日勤務(月曜日~土曜日) 8:30~17:00(実働7.5時間) ※うち1日を研究日 遅番17:00~19:00(週2日)および月40時間の時間外手当は給与に含む |
休日 | 日曜日・祝日、研究日(週1日) 年末年始(12月30日午後~1月3日) |
休暇 | 有給休暇:初年度10日、2年度11日 慶弔休暇:当院規定による |
宿舎 | 借り上げ宿舎あり(独身寮のみ) |
社会保険 | 各種保険あり |
健康診断 | 2回/年 |
その他 | 学会等への参加費用一部負担あり 退職金制度あり |
2025年 後期研修プログラム募集説明会(総合診療科・内科)のご案内
総合診療科・内科に関心のある方を対象に、当院での後期研修プログラム説明会を下記の通り開催致します。
日時 | 第1回 2025年4月12日 (土) 13-14時 予定 第2回 2025年5月17日 (土) 13-14時 予定 第3回 2025年6月14日 (土) 13-14時 予定 |
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場所 | zoom |
対象 | 当院での研修希望の医師 |
内容 | 病院紹介・プログラムについての説明・給与面・福利厚生など・個別相談会(希望者のみ) |
参加申し込み | 参加には事前登録が必要となります。以下のgoogleフォームから登録をお願いいたします。 前日までに登録いただいたメールアドレスに当日の参加URLをお送りいたします。 第1回説明会参加申し込みフォームはこちら 第2回説明会参加申し込みフォームはこちら 第3回説明会参加申し込みフォームはこちら 万障お繰り合わせの上、多くの方のご参加をお待ちしております! |
研修プログラム
板橋中央総合病院総合診療専門研修プログラム
特徴
当院は主な医療圏である板橋区は平成 29 年度の資料によると、人口が約 55 万人(東京 23 区内第 7 位)で高齢化率は 22.9%東京(23 区内第 6 位)となっている。また、 高齢者率の 23 区内で第 1 位は、隣接する北区で 25.4%、その他にも隣接する埼玉県は、 人口 10 万人あたりの医師数が、全国で最下位といった、医療圏としては厳しい地域性を有しているものと言える。
今さら触れる必要もなく、周知の事実といっても過言ではないが、今後も高齢化や少子化が将来的な大きな問題となっており、それぞれの地域でどのように医療と介護を支えていくかについては、地域を挙げて解決していかなければいけない重要課題とされている。
平成 16 年から開始された新たなる医師臨床研修制度により、スーパーローテートによる、専門性に偏らない医師の育成が進められてきたが、今後は益々その傾向が高まることが容易に予想されている。平成 30 年度から新設された総合診療専門研修は、このような 時代の流れや要請に基づき開始された新プログラムであると認識している。当院としては、当院が担っている地域での役割を通じて総合診療医を育成することと、育成した総合診療が、医師不足地域などで、実際に機能するような総合診療専門医の育成を目指す。
板橋中央総合病院総合診療専門研修プログラム(以下、本研修 PG)は 急性期病院、亜急性期病院、慢性期病院、診療所などで活躍できるような高い診断・治療能力を持つ総合診療専門医を養成するために、ER型救急や急性期専門各科を有する地域拠点病院のなかで、専門各科と協働し全人的医療を展開しつつ、自らのキャリアパスの形成や地域医療に携わる実力を身につけていくことを目的として作成を目指した。
当院の主な診療圏である板橋区や北区、隣接する埼玉県は上記のような特徴があり、そこに居住する地域住民、各種団体、ボランティアや当院の全職員などの理解と協力のもとで、総合的に研修できる環境を目指している。 専攻医は、日常遭遇する疾病と傷害等に対して適切な初期対応と必要に応じた継続的な診療を全人的に提供するとともに、 地域のニーズを踏まえた疾病の予防、介護、看とりなど保健・医療・ 介護・福祉活動に取り組み、絶えざる自己研鑽を重ねながら、地域で生活する人々の命と健康に 関わる幅広い問題について適切に対応する総合診療専門医になることで、以下の機能を果たすことを目指します。
IMSグループ板橋中央総合病院内科専門研修プログラム
特徴
当院は、東京都西北部における急性期医療の基幹施設です。130以上に及ぶIMSグループの医療・介護施設に加え、近隣の施設との連携も通して、超高齢化など地域の実情を十分に理解した実践的な医療を提供しています。救急医療には特に力をいれており、年間10000台を超える救急車搬送を受け入れる体制を整えています。この急増する救急搬送に対応するため、当プログラムでは、幅広い臓器・疾患に対応できるホスピタリストの育成に注力しています。ホスピタリストとは、入院患者の診療に特化した総合内科医のことを指します。従来の臓器別専門医とは異なり、複数の疾患を持つ高齢患者に対して臓器の垣根を越えた包括的な医療を提供します。診断から治療、退院調整まで入院患者の診療全般を担当し、他科や多職種と連携して効率的な医療を実現する重要な役割を果たします。現在の高齢化社会と救急医療の現場では、このような幅広い視点を持つホスピタリストの存在が不可欠となっています。
主に救急入院する初診患者の症状から適切な鑑別診断をたて、それに基づいた最適な医療を安全に提供する。高齢化社会において複数の疾患を抱える患者に対し、臓器別の縦割り医療ではなく、患者を一人の人間として包括的に診療できる医師を育てることが当プログラムの目的です。さらに、入院した患者の主治医として、入院から退院まで経時的に、その患者の全身状態、社会的背景、療養環境調整なども含めた、退院後の生活までを考えられる医療を実践することも求められます。退院支援チームとともに、時にはチーム・リーダーとして積極的に全人医療に取り組む能力を養って貰います。
上記の理由で、当プログラムでは、3年間のプログラム期間中は総合内科に所属して頂きます。ただし、その間の1年間はグループ内の他病院、全国のハイボリュームセンター、大学病院などグループ外の連携施設にて研修して頂きます。一つの施設でのやり方に捉われない、幅広い医療技術や知識を身につけて頂きたいからです。また、内科医を目指す医師のキャリアパスは極めて多岐に渡ります。「いずれは大学に戻りたい」「将来は実家のクリニックを継がなくてはならない」など、同じ内科医でも研修のニーズは異なります。当プログラムでは、各医師のキャリアパスに合わせた、個々がなりたい自分に成長できるようなフレキシブルなカリキュラムを提供しています。