今回は、当院の脳神経外科医師より頸動脈疾患について、カンファレンスを行いました。 ご紹介をいただいている近隣の開業医の先生方をお招きし、患者さまの症例や治療方法、経過について意見交換を行いました。
カンファレンスの内容は以下の通り。
日時 | 平成30年12月17日(月)19:30~20:30 |
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場所 | 板橋中央総合病院 講堂 |
演題 | 「当院における脳神経外科疾患治療での医療連携」 |
内容 |
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今回のカンファレンスでは、頸動脈狭窄症について講義を行いました。
脳梗塞や一過性脳虚血発作という病気が身近にある中で、CEA(頸動脈内膜剥離術)、CAS(頚動脈ステント留置術)といった治療の優位性について説明を行いました。講義終了後の質疑応答では、「①CEA(頸動脈内膜剥離術)、CAS(頚動脈ステント留置術)の割合はどれくらいかや、②受診した方で朝目覚めると目が見えない、少し首を動かすと目が見えなくなるといった症状のある患者様が時々来院されるが毎回検査してご紹介した方が良いのか、すぐにご連絡した方が良いのか凄く迷う」との問いに小田医師より「①CAS、CEA共に比率はだいたい同数だがどちらかといえばCASの方を多く行っています。②お聞きしただけではわかりませんが、もしまたその様な方がいればご連絡いただければすぐに対応します。その他にもどの様なことでもよいのでご相談下さい」とお答えした。
最後に、脳神経外科診療部長の三浦医師より今回のカンファレンスに参加いただいたお礼とこれからも全力で患者様の診療を行う旨をお伝えしました。これまで以上に迅速でスムーズな対応ができるよう、密な連携づくりになったのではないかと思います。