今回は、当院の循環器内科医師よりこれまで当院で行った症例や治療内容の御報告を行いました。毎回ご紹介いただいている近隣の開業医の先生や看護師の方をお招きして意見交換を交えながらお話しました。
カンファレンスの内容は以下の通り。
日時 | 平成30年9月7日(金)19:00~20:30 |
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場所 | 板橋中央総合病院 講堂 |
内容 |
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現在も多くの方が足の病気に苦しめられている中で、当院ではどのような事を心掛け、治療を行ってきたのか、またこれからどの様に工夫し、患者さまの治療していけば良いのかを詳しくお話しました。
また、特別講師として東京西徳洲会病院の寺部先生をお招きし、足病患者への身体状況やその人に適した治療方法を動画などで紹介し、患者さまに少しでも負担をかけずに治療していくためにはどの様なことが必要なのか説明していただきました。
寺部先生のお話の中で、よく足が悪いからと沢山歩いてリハビリを行っている方がいるが、歩きすぎも良くないし、歩く前に準備体操を行わないで運動をする方が多い。歩くことよりも準備体操が一番大事であり、症状改善へ繋がるとおっしゃっていました。また、どうすれば症状が改善するのかを勘違いしている方が多いので、外来ではひとりひとりの患者さまに対し何度も何度も声掛けを行い、しっかりと伝わるよう心掛けているとのことでした。
講義終了後の質疑応答では、自院で起こる問題について多くの質問があり、それに対して尾崎先生、寺部先生から丁寧にお答えしました。
カンファレンス終了後も開業医の先生、看護師の方々との意見交換がなされるなど、より密な連携の場となったのではないかと思います。今回のカンファレンスで、今後さらに内容の濃い意見交換の場を設け、連携を図っていく必要があると感じさせられるものとなりました。