地域医療推進カンファレンス
【腎臓内科】実施のご報告

 今回は、当院腎臓内科医師より腎機機能についてお話しました。 現在の透析患者は世界的に増加しており、日本でも30万人以上と言われています。そんな世界中で問題視されている疾患について近隣の開業医の先生方と意見交換を行いました。

 カンファレンスの内容は以下の通り。

日時 平成30年5月29日(火)19:30~20:30
場所 板橋中央総合病院 講堂
演題 「当院における腎臓内科疾患治療での医療連携」
内容
  • 講演「尿所見に乏しい腎機能低下の原因と診断及び二次性高血圧の診断と治療について」
    腎臓内科 萩原 壮
  • 意見交換
  • 腎臓内科についてのご案内
    主任部長 塚本 雄介

 今回、腎機能と二次性高血圧について取り上げ、これまで当院で行ってきた診断と治療について実際の症例をご覧いただきながら、ご紹介しました。

 講義終了後の質疑応答では「生活習慣病の患者さまには蛋白制限まで行った方がよいのか。また、板中さんで栄養指導なども行っているのか」という質問があり、萩原医師より「蛋白制限まで行わなくても大丈夫なので、最低でも塩分制限などを先生方で注意して診ていただければ有難いです。対象の患者さまがいれば当院で栄養指導をさせていただきますので、お気軽にお問い合わせ下さい。また、緊急の受入れも随時行っています。ちょっとした事でも良いのでご連絡いただければすぐにご対応いたします。」とお答えしました。その後も多くの質疑応答がなされました。

 病院と地域医療機関との連携を図る事で適切な治療や生活習慣の改善を行い、発症や重症化の予防に繋げることができるよう、これからもより密な医療連携を図る必要があると感じさせられるカンファレンスとなりました。

地域医療推進カンファレンス【腎臓内科】実施のご報告 地域医療推進カンファレンス【腎臓内科】実施のご報告 地域医療推進カンファレンス【腎臓内科】実施のご報告