地域医療推進カンファレンス【呼吸器外科】実施のご報告

4月20日(月)、シームレスな連携の強化および当院の呼吸器外科医との意見交換等を目的に、地域開業医の先生方を対象としたカンファレンスを開催した。日頃から紹介や逆紹介でお世話になっている開業医と、当院の呼吸器外科医が実際に顏を合わせて意見交換することで、既存のパイプをさらに太くすることができた。

日時 平成27年4月20日(月)19:30~20:30
場所 板橋中央総合病院 講堂(B-C館連絡通路入口)
内容
  • 講演 『肺癌の外科治療』 呼吸器外科医員 小林 零
  • 講演に対する質疑応答
  • 意見交換
参加医師 呼吸器外科部長 川野 亮二
呼吸器外科医員 高橋 保博、小笠原 加奈

当日は悪天候のためかキャンセルも多く、平成27年から開始したカンファレンス(3回目)では最も参加者が少なかったが、限られた時間の中で大変有意義な場を共有することができた。

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前半は小林医長による症例検討を行い、主に肺癌の外科治療についてPRし、続いて後半はご参加いただいた開業医の先生と小林医長による意見交換の場とし、小林医長がご参加いただいた先生方へ質問をする形式で進めた。 先生方からは、「呼吸器疾患の患者で治療に難渋しているので、治療方針を教えてほしい」「紹介先を呼吸器内科にすべきか呼吸器外科にすべきか迷うので、その時はどうすればよいのか」といった質問があり、小林医長は、必要に応じてこちら側で内科的なのか、外科的なのかを判断し、院内で連携をとりますのでご安心くださいと返答した。 また、当院の取り組み強化事項でもある逆紹介についても、活発な意見交換ができたと思う。 今後もカンファレンスを継続的に開催し、顔の見える連携を充実させ、地域開業医との関係をより深くしていく。